クラウドファンド挑戦中!

今回は「成長編」として学校卒業してからの障がい者の「働くこと」にフォーカスし、その分野で画期的な取り組みを行う新たな5人の挑戦と、創刊の5人は、2年間でどう成長したか? をとっても明るいトーンで一冊の本にまとめます。

障がい者や社会的弱者に関する報告には、支援やサポートなど、感情に訴えかけ、涙を誘うようなものが多いように感じています。

ですが、誰かに助けてもらうのが当たり前な、日本の福祉の井の中の蛙にいては、私たち当事者が、お客様から“ありがとう!”と言ってもらえるようなサービスをつくることからは、遠ざかるばかりです。

必要なのは、人間としての本当の人権と自立の道を作る手助けをすることです。

楽しいもの・良いものを笑顔で作っている、気が付いたら障がい者のみんなと利益を上げながら働いている、本書ではそんな自然なモデルケースを紹介します。

この本の出版に110万円ほど必要です。その費用の一部である65万円を皆さまにご協力いただきたく、再びクラウドファンディングに挑戦します。

人材不足が社会問題となっている今、「数時間ならば働ける障がい者」「フルタイムが難しいがんサバイバーの雇用」など、多様なスタイルによって解決している事例をお伝えしていきたいのです。https://readyfor.jp/projects/hataraku

この本を通して、寿命100年時代の働く人に合わせた多様な働き方を考えることで、明るく新たな良い時代を提案したいと思います。

「安定した仕事と収入」は、多くの障がい者がもつ課題です。

2017年の初版出版の際、たくさんの出会いがありました。障がい児を持つ親の気持ち、うつ病の当事者の気持ち、軽度発達障害で意見は言えるけど、大人数の場所が苦手な方の気持ちなど、いろんな方の気持ちを伺いました。

特に皆さんが口を揃えて言うのは、「安定した仕事と収入」です。


障がい者は、18歳で特別支援学校卒業すると、8割近い障がい者は大学進学をしないか、あるいはできません。そして就職または障がい者施設へサービス利用者として入ります。

これは健常者に比べると、とても低い進学率を意味します。そもそも現状では、知的障がい者を受け入れる大学は存在していません。


前回は、障がい児の進学について取材もしました。そんな中で、学校を卒業すると、人生の100年時代の長い時間を仕事に携わることになります。一般的な社会人になる場合になることもあれば、一生障がい者サービスを国から受けて人生を歩む方もいます。


私自身も発達障害のひとつ、ディスレクシア(読字障害))があります。しかし今まで自分ができることを仕事にして、今は「ありがとうショップ」の経営者になりました。

私も20代 、30代で12回以上の転職を繰り返して不安定な日々を過ごした経験もあり「安定した仕事があれば、将来の設計も少し変わったかも」と思いもします。


ですが、いろいろあった事が自分のソーシャルインパクト起業への気づきになりました。私の今の仕事の分野は、刺激的で大好きな、一生の仕事といえるものです!

第2弾では、障がい者の「働く」を変えている新たな5人、そして初版の5人にインタビューし、1冊の明るい本にまとめます。

今、少しずつではありますが働き方に多様性が生まれ、自分のできることを仕事にすることができるようになっています。例えば、パソコンの仕事ならば、 病院で寝た切りの障害者や難病の方でも仕事ができ、社会との関わりを持つことができます。

このような先駆的な取り組みをすでに実践し、成果を挙げている5人の方にインタビューを行う予定です。これからインタビューを開始し、3月は取材が続いていきます!

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